ハーブ辞典

ミツバ

表示名称
ミツバ
学名
Cryptotaenia japonica Hassk
和名
ミツバ、ミツバゼリ
種別
セリ科ミツバ属
原産地
日本、中国、朝鮮半島
利用部位
葉、茎
効果・効能
含有成分
β-カロテン、鉄、カリウムなど
症状・目的

元々日本全国の野山に自生していますが、享保年間(1716~36)に東京で栽培が始まり、近年では水耕栽培により年中入手できるようになりました。香り高く、あくが少ないので、吸い物・蒸し物・卵とじ・天ぷらといった様々な料理に利用されています。家庭で栽培するには、春か秋に種を蒔くか、根つきの食用ミツバを購入して根元を5センチほど残し、液肥を入れた水に差すか、湿った土に挿して再生させます。

美容/健康に関するコラム

豊富なビタミン類やカルシウム、鉄が含まれ、料理だけでなく、野菜ジュースに加えても、香りが引き立ち、おいしく栄養補給ができます。体を温める効果もあり、刻んだミツバとおろしショウガの入ったすまし汁は、風邪のひきはじめに効果的です。また、しもやけには、絞り汁を患部につけるか、熱い湯に刻んだ茎葉を入れた中に患部を浸し、よくマッサージすると、血液循環を促し回復を早めてくれます。