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ナンテン

nanten4

学名
Nandina domestica
和名
ナンテン
種別
メギ科ナンテン属
原産地
中国
利用部位
葉、果実
効果・効能
鎮咳作用、利尿作用、麻痺作用、抗菌作用、殺菌作用、防腐作用など

含有成分
【果実】アルカロイド(ドメスチン、ジヒドロナンテニン、イソコリジンなど)・【葉】アルカロイド(ドメスチン、マグノフノリンなど)

症状・目的
咳、喘息、のどの痛み、湿疹、かぶれ
中国原産の常緑低木。日本では「南天」の語音から難を転じる「難転」、「成天」の木として、古くから魔よけ、厄よけ、縁起物として生垣や庭木として植えられています。毒消しとして赤飯などに葉を添えたり、材からは箸が作られたりしてきました。

美容/健康に関するコラム

完熟した果実を天日で乾燥させたものを「南天日(ナンテンジツ)」といい、煎じて咳止めに利用します。また、8~9月に採取した葉を日干ししたものを「南天葉(ナンテンヨウ)」といい、扁桃炎にはそれを煎じてうがい薬として利用します。湿疹、かぶれには、乾燥した葉を布袋などに入れて入浴剤とします。また、生の葉は、煮魚を作る時に入れたり、赤飯などの上にのせると防腐効果を発揮します。

SACHIYO’sブログでもこのハーブを紹介しています

毒を消し難を転じる縁起木『ナンテン』