ハーブ辞典

レモンバーベナー

表示名称
レモンバーベナー
学名
Aloysia triphylla
和名
コウスイボク(香水木)
種別
シソ科クマツヅラカ科イワダレソウ属
原産地
アルゼンチン、チリ、ペルー
利用部位
花言葉
寛大 広い心 魔力
効果・効能
含有成分
フラボノイド

学名のLippiaはフランスの医師・旅行家のAugstin Lippiの名前が語源です。属小名のcitriodoraはラテン語のcitrus(柑橘の、レモンの)、odorus,a,um(香りのある)の合成語で、「レモン様の香りがある」の意味が語源となっています。
英名のlemon verbenaはラテン語のverbena(葉や枝)からレモンのような香りがする葉や枝をもつ神聖な木(祭壇で誓いや捧げものをする時にそなえる木)という意味が語源とされています。

美容/健康に関するコラム

細長い美しい葉はすばらしいレモンのような香りがあり「ハーブティーの女王」とも呼ばれています。鎮静作用や消化促進作用、喉や鼻の不快感を緩和する作用などがあります。甘い飲料やケーキやゼリー、アイスクリームなどの香り付けに利用されます。安眠枕や匂い袋などにしてレモンの香りを楽しみます。
フランスではベルベーヌと呼ばれ肌をなめらかにする作用があり化粧品にも配合されています。香水や石鹸、バスローションなどにも利用され、リラックスを与えつつ元気を取り戻させる効果を発揮します。原産地のチリやアルゼンチンでは健胃、鎮痙、強壮、消化薬として用いられています。